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みやのとはずがたり

みやがつれづれなるままに語ります(主に歴史、古典文学、神社仏閣ごと)。

大谷本廟から清水寺への道

清水寺へ行く道は、
お店がたくさんある、三年坂とかが有名ですが。

私は、
大谷本廟から抜ける、墓地を通る道が好きです。


倉本由布先生の
上弦の月』の影響です。

上弦の月―キョウト・イカイ・ソウシ (コバルト文庫)

上弦の月―キョウト・イカイ・ソウシ (コバルト文庫)

この中に、

 親鸞が祀られている大谷本廟を右手に、左手には石材店、親鸞が火葬にされた場所という御荼毘所など見ながら行くと、やがてぽっかり、見渡すかぎり墓碑の並ぶ景色が開ける。
 死者を弔うためだけにある場所だ。たぶん、ここには時間という概念は存在せず、昔も今も変わらない風が、この世ではない場所から流れ込んできてはまた、その場所へ還ってゆく。
 
とありまして。

素敵な文章です。

だから、行きました。

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こんな墓碑がずーっと続く、
不思議な空間です。
時が止まっている感じがします。
異空間のようなんです。

本当に、時の概念があいまいな感じがする、
不思議な場所です。


ちなみに、大谷本廟の紅葉はとてもきれいです。
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